梅雨の季節もストレスフリーに。快適な室内干しのための10の提案
洗濯物を室内に干すストレスを軽減するためにできる、快適な室内干しのための工夫。浴室乾燥を利用する他に、こんなアイデアがあります。
「洗濯物は外に干す」というのが従来の常識でしたが、昨今では共働き家庭の増加やマンション事情などで、日中外に干さないというお宅も増えています。梅雨の季節に限らずとも、洗濯物を干す場所を室内にきちんとキープしておくことは、毎日の家事ストレスを軽減する重大なポイントとなります。
家を建てたりリノベーションをする時には、洗濯機置き場とセットで室内干しの場所やシステムについてもしっかりと検討することをおすすめします。使わないときには邪魔にならず、シンプルでインテリアの一部として溶け込む。そんな使い勝手のよい形には、どのようなものがあるのでしょうか。快適な室内干しのヒントを探していきましょう。
共働き家族のための、家事シェアできる住まいの作り方【洗濯〜クローゼット篇】
家を建てたりリノベーションをする時には、洗濯機置き場とセットで室内干しの場所やシステムについてもしっかりと検討することをおすすめします。使わないときには邪魔にならず、シンプルでインテリアの一部として溶け込む。そんな使い勝手のよい形には、どのようなものがあるのでしょうか。快適な室内干しのヒントを探していきましょう。
共働き家族のための、家事シェアできる住まいの作り方【洗濯〜クローゼット篇】
2.壁面収納の一部を通気性の良い扉にする
写真のランドリールームでは、壁一面につくられた収納の一部を室内干しスペースにしています。クローゼットのような感覚で扉を開け、洗濯物をハンガーに掛けたり、スライド式のメッシュボードに平らに広げておけば、あとは乾くのを待つだけ。扉をカーテンやメッシュ素材にし、中に換気口もつけて通気性を高めているのがポイントです。
たとえ片扉で幅50㎝程度であっても、このような専用スペースがあると家事ストレスは格段に減らせるにちがいありません。後から設けようとしても難しいと思いますので、リフォーム等の計画段階からしっかりとスペースを確保する必要があります。
写真のランドリールームでは、壁一面につくられた収納の一部を室内干しスペースにしています。クローゼットのような感覚で扉を開け、洗濯物をハンガーに掛けたり、スライド式のメッシュボードに平らに広げておけば、あとは乾くのを待つだけ。扉をカーテンやメッシュ素材にし、中に換気口もつけて通気性を高めているのがポイントです。
たとえ片扉で幅50㎝程度であっても、このような専用スペースがあると家事ストレスは格段に減らせるにちがいありません。後から設けようとしても難しいと思いますので、リフォーム等の計画段階からしっかりとスペースを確保する必要があります。
3.インテリアに融合したデザイン性のあるバーを取り付ける
窓のサッシやカウンター下のタオルバーとリンクさせた、シャープな黒いバーを天井に。モダンで大人っぽいインテリアデザインの一部でありながら、リアルな暮らしの中ではタオルやハンガーを掛けたりと便利に使える、秀逸なアイデアです。ミニグリーンのハンギングなどを楽しむこともできそうですね。
インテリアデザイナー・コーディネーター を探す
窓のサッシやカウンター下のタオルバーとリンクさせた、シャープな黒いバーを天井に。モダンで大人っぽいインテリアデザインの一部でありながら、リアルな暮らしの中ではタオルやハンガーを掛けたりと便利に使える、秀逸なアイデアです。ミニグリーンのハンギングなどを楽しむこともできそうですね。
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4.必要に応じてバーを渡し、空間をフレキシブル活用
天井から下げたホルダーに必要数のバーをセットして物干しに。長めのバーであればシーツなどの大物を広げることも可能です。使わない季節や邪魔になりそうな場合ははずしてコーナーや収納庫にまとめておけるのですっきり。
ナチュラルな木製や、インテリアの色調と合うバーを選び、視覚的にもランドリータイムを楽しめる工夫をしてみましょう。
天井から下げたホルダーに必要数のバーをセットして物干しに。長めのバーであればシーツなどの大物を広げることも可能です。使わない季節や邪魔になりそうな場合ははずしてコーナーや収納庫にまとめておけるのですっきり。
ナチュラルな木製や、インテリアの色調と合うバーを選び、視覚的にもランドリータイムを楽しめる工夫をしてみましょう。
5.着脱可能なポールを使えば普段はすっきり
こちらのバーは、天井から下げたリングつきの着脱式ポールに渡してあり、急な来客時にはサッと撤収できます。バーもポールもすべて取り外すと、丸い基盤だけしか天井に残らないので、インテリアに影響する心配もありません。スペースの限られたランドリールームや居室でも気軽に取り付けやすいタイプです。
こちらのバーは、天井から下げたリングつきの着脱式ポールに渡してあり、急な来客時にはサッと撤収できます。バーもポールもすべて取り外すと、丸い基盤だけしか天井に残らないので、インテリアに影響する心配もありません。スペースの限られたランドリールームや居室でも気軽に取り付けやすいタイプです。
6.電動式の物干し竿をサンルームに
洗面室の隣にサンルームがあるこちらのお宅。洗い上がった洗濯物をサンルーム側から取り出した後は、天井収納型の電動式物干し竿をおろして干せばOKという、家事動線のロスがない計算されたつくりになっています。天井設置型でも電動式ならば、背が低めな方にも無理なく扱いやすいのではないでしょうか。
洗面室の隣にサンルームがあるこちらのお宅。洗い上がった洗濯物をサンルーム側から取り出した後は、天井収納型の電動式物干し竿をおろして干せばOKという、家事動線のロスがない計算されたつくりになっています。天井設置型でも電動式ならば、背が低めな方にも無理なく扱いやすいのではないでしょうか。
7.換気のできるランドリールームを室内干しスペースに
マンションのリノベーションなど、サンルーム確保が難しい場合は、しっかり換気ができるランドリールームをつくり、そこに物干し環境を整えるとよいでしょう。洗面室とランドリースペースがひと続きの空間であるなら、間に扉を一枚設ければ、生活感のあるプライベートなシーンをゲストの目につかないようにすることができます。
洗濯と家事が楽になる、ユーティリティとランドリールームのつくり方
マンションのリノベーションなど、サンルーム確保が難しい場合は、しっかり換気ができるランドリールームをつくり、そこに物干し環境を整えるとよいでしょう。洗面室とランドリースペースがひと続きの空間であるなら、間に扉を一枚設ければ、生活感のあるプライベートなシーンをゲストの目につかないようにすることができます。
洗濯と家事が楽になる、ユーティリティとランドリールームのつくり方
8.タオルウォーマーで、リネンも衣類もふっくら気持ちよく
湿度の高い時期は、いくら室内で乾かしてもなんとなく乾ききらない気がすることも。そういうときはタオルウォーマーでしっかりと乾燥させるのもひとつの解決法です。これなら仕上がりもふっくら、幸せな使い心地。乾燥機にかけるほどではないし…というちょっとした洗濯物を気軽に干せるのも便利です。
部屋干しスペースとして検討されることが多いバスルームやユーティリティルームは特に湿気がたまりやすく、冬場の寒さも厳しい場所ですから、タオルウォーマーを設置すれば乾燥と暖房の一石二鳥を狙えます。
湿度の高い時期は、いくら室内で乾かしてもなんとなく乾ききらない気がすることも。そういうときはタオルウォーマーでしっかりと乾燥させるのもひとつの解決法です。これなら仕上がりもふっくら、幸せな使い心地。乾燥機にかけるほどではないし…というちょっとした洗濯物を気軽に干せるのも便利です。
部屋干しスペースとして検討されることが多いバスルームやユーティリティルームは特に湿気がたまりやすく、冬場の寒さも厳しい場所ですから、タオルウォーマーを設置すれば乾燥と暖房の一石二鳥を狙えます。
タオルウォーマーはそれほど奥行をとらないので、通路などに設置することも十分可能。目線より低い位置に取りつけるとより圧迫感を抑えることができます。
9.省スペースで収まるアコーディオンタイプ
冒頭でご紹介した5連バーを設置するほどの壁面スペースがない場合には、このようなアコーディオンタイプで水平の空間を活用してみてはいかがでしょう。窓辺に取り付けると太陽の光を効果的に当てられそうですね。
冒頭でご紹介した5連バーを設置するほどの壁面スペースがない場合には、このようなアコーディオンタイプで水平の空間を活用してみてはいかがでしょう。窓辺に取り付けると太陽の光を効果的に当てられそうですね。
10.インテリア小物として使っているはしごを活かす
普段はインテリアの名脇役となっているラスティックなはしご。たくさん洗濯をした日には物干しアイテムとして室内の風通しの良い場所に立てかけて使うこともできます。お気に入りの雑貨や小道具を取り入れることは、家事のモチベーションを上げる有効な方法です。
Houzzスタイル事典:ラスティック
普段はインテリアの名脇役となっているラスティックなはしご。たくさん洗濯をした日には物干しアイテムとして室内の風通しの良い場所に立てかけて使うこともできます。お気に入りの雑貨や小道具を取り入れることは、家事のモチベーションを上げる有効な方法です。
Houzzスタイル事典:ラスティック
梅雨の季節から冬の曇天、花粉の時期まで、今や通年の課題といえる部屋干し対策。毎日の洗濯環境を整えることで家事ストレスを軽減し、住み心地の良さ、暮らしの満足感をアップさせられたらいいですね。
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通常はフラットに収納しておき、必要なときだけ適度な角度に引き出して使えるシステム。ニットやシルク製品、ソックスなどをちょっと手洗いした際の「ちょい干し」にも非常に便利です。壁に収まっている状態はいたってシンプルなので、写真のように腰板や建具、または壁のカラーと統一させれば、生活感がにじみ出ることもありません。家族のバスタオル掛けとして採用するのも良策です。