こちらは既製の階段ではなく、私が設計して鉄骨屋さんに製作してもらった側板に集成材の段板を取り付けたものになります。軽やかなリビング階段がご希望であれば、鉄骨の側板に段板を取り付けるこのような階段がよいかと思います。もし折り返しのないてっぽう階段(折り返しがあっても上り口のみ)であれば、Sanae Ozawaさんのアイデアブックにもいくつか事例がありますが、側板を集成材で製作してその上に段板をのせる階段も可能です。
イメージに近い写真をもとにご相談してみてはいかがでしょうか?ちなみにセミオーダーのインテリア階段を採用するのであれば、制作しているメーカーは、横森製作所 http://systair.jp/ や カツデンアーキテック http://kdat.jp/products/stairs/ などがあります。
添付された図面を見ると階段・手すり すべて木造で製作するようになっているようですね。この階段の形状であれば、鉄骨造でも木造でも、問題なく製作できると思います。
また、上り口から4段目までは木造、5段目から上は鉄骨の側板とするような事もできると思います。
断面図を見ると段板から梁下まで作られた格子状の手すりがありますが、それがイメージと合わないのでしょうか?
木造の側板でつくることになっても、吹き抜けの部分を含めて鉄骨の手すりだけとすると、部材も細くなり存在感が薄れて、広く感じると思いますよ。
なかなか強く言えない部分もあったり、身内との家づくりもいろいろ大変だと思いますが、しっかり思いを伝え、よく話し合って、良い方向に進んでいくといいですね。
ima建築設計室
Sanae OzawaOriginal Author
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