茂呂山の家
『家具で部屋を仕切る』
この住宅はリビングと個室を家具で仕切っています。
「壁に収納が仕込んである」のではなく「家具が壁の役割をしている」のです。
(一方の収納はリビング側、もう一方は個室側から収納を利用します)
出入り口のドアも家具と一体化しています。
一つの大きな空間に、「ぽん」と家具を置いて用途を分けているイメージ。
これらは決して奇をてらって好き勝手デザインしているわけでなく、予算、面積、生活用具の量、もちろん施主の希望、そして当然心地よくて『美しい空間を実現させる』ためのものです。
写真でしかお見せできないのが残念ですが、実際の住宅はとても開放的!
間仕切つつ気配と光を共有しています。