少しの和をプラスして、洗練された心地よい家を作る5つのアイデア
おしゃれなホテルやカフェの和モダンな空間のように、 日本人にとってなじみのある要素を家づくりにも取り入れてみましょう。
畳や障子など、日本人にはなじみ深い和の要素。暮らしは西洋化しても和のテイストを取り入れたいという要望をよく伺います。現代のライフスタイルに合う和の要素を少しプラスし、洗練された和モダンな家をつくるアイデアをご紹介します。
リビングの奥に畳スペースを設けるなら、アクセントに格子を設けるのもよいアイデアです。空間を仕切る役目を果たしつつ、開放感や明るさを保てます。
和モダンに調和する床材
ひとえに床材といっても、樹種によって仕上がりのイメージは全く異なります。和風な空間を作りたいときは、スギやヒノキといった床材がおすすめです。
スギ材は、足触りがよく、温かく感じます。無垢フローリングの中ではリーズナブルなのも嬉しいポイントです。やわらかい素材のため、傷やへこみが付きやすいのがデメリットと感じる方がいる一方、暮らしの味と捉える方も。
ひとえに床材といっても、樹種によって仕上がりのイメージは全く異なります。和風な空間を作りたいときは、スギやヒノキといった床材がおすすめです。
スギ材は、足触りがよく、温かく感じます。無垢フローリングの中ではリーズナブルなのも嬉しいポイントです。やわらかい素材のため、傷やへこみが付きやすいのがデメリットと感じる方がいる一方、暮らしの味と捉える方も。
ヒノキも日本古来の木材で、爽やかな香りや耐水性、強度や弾性もある床材です。ヒノキと聞くと和のイメージが強いですが、美しい木目はインテリアを選びません。
ほかにも、タモやサクラ、クリなどの床材は、和の雰囲気を出しつつも、モダンなインテリアと調和が取りやすい素材です。
光と空間をコントロールする和の建具
障子は、窓から入った光を拡散して部屋中に光を届け、防寒対策にもなる機能的な建具です。リビングや畳スペースの窓、部屋の建具に採用するだけで、和のテイストを感じることができ、アイキャッチにもなります。
障子紙の破れが心配な場合は、強化障子紙や、アクリワーロン(アクリル装飾樹脂板)など、耐久性のある素材を選定しておくと安心です。
建物や室内の印象を格段に変える建具と枠に注目
障子は、窓から入った光を拡散して部屋中に光を届け、防寒対策にもなる機能的な建具です。リビングや畳スペースの窓、部屋の建具に採用するだけで、和のテイストを感じることができ、アイキャッチにもなります。
障子紙の破れが心配な場合は、強化障子紙や、アクリワーロン(アクリル装飾樹脂板)など、耐久性のある素材を選定しておくと安心です。
建物や室内の印象を格段に変える建具と枠に注目
手仕事を感じられる左官壁
壁を漆喰や珪藻土、シリカライムといった左官壁で仕上げると、空間は一気に和の雰囲気に包まれます。
左官壁はクロス仕上げと比較するとイニシャルコストがかかりますが、仕上がりの印象のよさや、空気を清浄化する機能、メンテナンスのしやすさも考慮するとコストパフォーマンスのよい素材といえるでしょう。
壁を漆喰や珪藻土、シリカライムといった左官壁で仕上げると、空間は一気に和の雰囲気に包まれます。
左官壁はクロス仕上げと比較するとイニシャルコストがかかりますが、仕上がりの印象のよさや、空気を清浄化する機能、メンテナンスのしやすさも考慮するとコストパフォーマンスのよい素材といえるでしょう。
漆喰壁は古くからある白や明るい色のほか、最近ではドラマティックな濃い色も選べます。和の要素を取り入れつつも、モダンに仕上げたいときにオススメの素材です。
フラットな金コテ仕上げはもちろん、コテあとを残したラフ仕上げも可能です。また、漆喰壁は防火性に優れているので、ガスコンロを採用したキッチン周りにもよく使われます。
珪藻土は、落ち着いた色合いが多いため、和の要素を取り入れやすい素材です。
フラットな金コテ仕上げはもちろん、コテあとを残したラフ仕上げも可能です。また、漆喰壁は防火性に優れているので、ガスコンロを採用したキッチン周りにもよく使われます。
珪藻土は、落ち着いた色合いが多いため、和の要素を取り入れやすい素材です。
家の機能が向上した現代は、シックハウスやカビの発生、過乾燥といった問題点も指摘されます。
古くから使われてきた素材や技術は、日本の風土で育まれたものだけに日本の気候に合っています。そうした要素を上手に活かすことは、心地よい暮らしを底上げする大切な要素とも言えるのです。
左官・大工職人をさがす
工務店をさがす
土間は万能空間
古くから使われてきた素材や技術は、日本の風土で育まれたものだけに日本の気候に合っています。そうした要素を上手に活かすことは、心地よい暮らしを底上げする大切な要素とも言えるのです。
左官・大工職人をさがす
工務店をさがす
土間は万能空間
ごろんと寝転がったり、畳に座る生活は日本人にとって馴染みの深いライフスタイル。家族の集まるリビングや、ダイニングの一部に畳を取り入れたスタイルは幅広い世代に人気があります。
畳を現代らしく使うヒントは、空間を仕切りすぎないこと。リビングの一部に畳コーナーを設けると、ソファが不要になることも。畳と家具のレイアウトも一緒に考えておきましょう。