埼玉の家/O邸
西端の小上がりからリビング・ダイング・キッチンを見通す。一室空間だけれども、ダイニングの途中から空間が30°左手に屈曲しています。奥に行くほど右手の壁が左手に迫り出してきています。対面の壁はそれに平行の壁ですが、ここからはくうかんがくびれてフェイドアウトしていくような感じがします。これに手前左手の袖壁もあって、間仕切らずとも緩くそれぞれ奥と手前を分断しています。
手前勾配天井の部分が平屋部分。天井高さは2.6〜3.2mあります。奥ダイニングは床が階段2段分上がっており、手前と奥で視線の高さが違い交差しません。
床材 杉