Architects & Building Designers
和室よりリビングダイニングを見る家の中心には280mm角のどっしりとした大黒柱が鎮座しています。この材木は、材木市場でクライアントと一目ぼれしたものでした。基礎から屋根まで通る、6mの一本もので、決して飾りではなく、家の重心で大黒柱本来の役割を発揮しています。背割りは埋木され、表面は丁寧にきめ細かく仕上げられているため、つい手で触れたくなってしまいます。photo: akiyoshi fukuzawa