自分のアイデア
【塗り壁調】 漆喰を塗ったような塗り壁柄も広いテイストにあう、使いやすい壁紙です。布目柄よりはややハードな印象となりますが、白の塗壁柄は清楚な印象で、ノルデックやモダン、ホテルライクなスタイルなどに合うでしょう。 刷毛目が感じられる凹凸に漆喰が塗布された壁紙は、櫛引したような質感と意匠になり、空間をグレードアップしてくれます。珪藻土や漆喰は吸放湿効果があり、空間にしっとりした上質感をもたらし、他のインテリアエレメントを引き立てます。汚れが付くと落としにくい、強くこすると表面が剥がれるなどあり、水回りなどには控えた方がいいでしょう。 フラットにコテで仕上げたようなものやコテや刷毛で漆喰を塗ったようなものなど、布目柄と同じように凹凸の深さや大胆さにより変化が楽しめます。漆喰を塗ったようなマットな質感は、ホテルのようなミニマルなインテリアや、一方古民家風の壁にもあうでしょう。
【照明】計算する 実際のところ、その空間にどれだけの光が必要なのか分からない、という人も多いのでは。おおまかなガイドラインとして、アメリカでは、部屋の面積(平方メートル)に16をかけた数字が、必要なワット数の目安だといわれています。 CFL(コンパクト型蛍光ランプ)やLED(発光ダイオード)の照明機器を選ぶ場合、白熱ランプでどのくらいのワット数に相当するのかを確認すること。例えば、13ワットのCFLなら、光出力(明るさ)は60ワットの白熱ランプに相当します。ワット数は、実際に電球が消費する電力を測るもので、明るさの度合いを示すものではありません。予算が許せば、すべての回路に調光装置を取り入れて、できるだけ明るさをコントロールできるようにしましょう。調光装置があれば、ワット数が高い電球を設置してしまっても、調整することができます。
【照明】 四角という選択肢 埋め込み式照明として一般的に親しみがあるのは丸形ですが、今ではさまざまな選択肢があります。私がお勧めしたいのは、四角いトリムを使った埋め込み式照明。こちらの天井のように、もともと四角いラインがある場所ならうってつけ。丸いくり抜き部分を作ることなく、トリムを天井全体のパターンとマッチさせることが可能です。四角のほうが、特別にデザインされた印象を与えるように思います。 四角いトリムも、丸いトリムと同様のオプションを選ぶことができ、設置にあたって特別な条件もありません。製品によっては、周囲の平面と完全に一体化したようなトリムレス(ふちの部分がないもの)で仕上げることも可能です。
オーナーのお2人は、近隣のレストランにて異なるシフトで勤務しているため、ベッドルームのドアが日光を完全に遮断して、部屋を真っ暗にできることが重要でした。 「くすんだピンク色のサテン地のカーテン(下写真)を使うことで、部屋にエレガントなアクセントを加え、遮光を可能にしています。窓には真っ暗にするためのブラインドも取り付けています」とデ・ソウザさんは語ります。 「この家で私が一番気に入っているのは、ベッドルームにある、アームチェア、フロアランプ、女性を描いた絵画、そしてビロードと自然素材を組み合わせたコーナーです」とデ・ソウザさん。オーナーカップルもこの場所がお気に入りですが、全体の暖かみのある上品な雰囲気も気に入っています。
ニュートラルな色調を、つまらなくならないよう住宅の装飾に使うコツは、複数のテクスチャを混在させたり、真鍮製のアイテムなど金属系のアクセントを取り入れたりすることです。 また、質感のある壁紙で壁を飾り、照明を丁寧に扱うことで、さまざまな雰囲気をつくれます」とデ・ソウザさんは言います。
植物スタンドは、高さで遊ぶことができるうえに、さりげなく空間を満たせるので、私のプロジェクトではよく使います」とデ・ソウザさんは言います。 海外事例;植物スタンド素敵。
動線を考慮して空間をフル活用 人の動線を考えながら、部屋をフルに使うのも、コンパクトな部屋のまた別な考え方です。写真のコンパクトなリビングルームは、フルに使われていると同時に狭さを感じさせないさまざな工夫がとり入れられています。調和のとれた色づかいや、透明なサイドテーブル、フォーカルポイントとなる大きな絵、高い位置から垂れ下がるカーテン、統一性のある家具。シンメトリーな配置がまた、整理整頓された印象を与え、すっきりとした空間をつくり上げています。
こちらは、さらに多くの部分を、主に床材として使われる材料で仕上げていらっしゃいます。デザイナーの遊び心が潜んでいながらも、空間のトータルバランスをとるために一貫した法則のようなものを感じます。 こちらのインテリアは、多くの分量が木とタイルで構成されていて、それは自然素材という特性で結びついています。「フェイクは使わない」というポリシーが、上質な空間を完成させた要因なのではないでしょうか。
天然石はメンテナンスが大変。タイル、壁の参考。 一見、磨き上げられた天然石かと見紛うほどの輝き。こちらの床材は鏡面タイルとのことです。主に磁器タイルの表面を研磨して、光とつやを出す鏡面タイル。硬度が高く、天然大理石のように経年変化で光沢が大きく減退することがありません。メンテナンス面では、汚れが染み込みにくく落としやすい特長を持ち、お手入れが簡単です。こうしていろいろ見てみると、タイルのバリエーションの豊富さに驚きます。荒削りな風合い、気品のある輝き、クールな質感。サイズ・色・テクスチャーはもちろん、目地の入れ方によっても雰囲気が変わるのですから!
タイル床も素敵
海外では「ジャパンディ」というワードが急上昇。「日本」と「北欧」スタイルに共通する、木材を使って、直線的なフォルムを取り入れ、職人の丁寧な手仕事を大切にする点が評価されている。伝統を重んじ、秩序、調和、自然。明るい色の木材とミニマルに抑えた色使い。
タイルの感じが好き。
家電の部屋への取り入れ方(隠し方)参考
ウォールライトをデコレーションとして壁に取り付ける方法も注目を集めています。オブジェのようなウォールライトを壁面に飾って、インテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか?
外人オーナー。そこはかとなく和
閉じると1枚に見える障子。両側の障子とも伊礼さんのデザイン 障子の框(かまち)と組子(くみこ)の「見付けは、吉村障子の18mmを踏襲しながら、ゆったりした6つ割りにして新しさを差し込みました」(伊礼さん) 北欧風ブルー・グレーの布クッション付きソファも伊礼さんの設計です。壁はもとの壁紙をはがして漆喰塗りにしたので、寄りかかって傷つけないように、チーク材で背もたれも造作しました。
特に吉村先生らしい長押の水平ラインが肝でした。木材は新しくしましたが、全て同じ寸法、高さでつくり直して、レトロな感じを残しています
風景に向かって筋が伸びていく圧巻の天井。新しく巾125mmの杉板に4本の溝をいれ、縁甲板張り(ワトコオイル仕上げ)にしました。 天井の効果に驚いたと言います。「家具を置いて隠れてしまうフローリングよりも、むしろ天井にこだわるべきだと確信しました」 弥生さんもソファに座って、天井を眺める時間が至福のときだと語ります。
仕切り壁のタイルの貼り方
天井格子
障子の代わり、プリーツスクリーン
天井かわいい
素敵
好きな感じ
タイルの配色、好きな感じ
障子間仕切り
障子
障子
障子
和室
照明は天井高を100mm下げて、間接照明がより映えるように演出しています。
幅木と壁の色揃える。フリース壁紙
キャビネットの引き手、ライン揃える
ルーバー
和室。トミタの和紙クロス。
インテリア
インテリア
インテリア
インテリア
インテリア
小野さんの手掛けた写真の事例では、玄関を入るとすぐ右側に和室が配置されている(写真手前)。反対側の靴箱の横には木製の板を設置し、靴を履いたり脱いだりするためのベンチとして使えるよう配慮されている(写真正面)。またここは、季節のあしらいを飾る場としての役目も果たす。和室にはモダンかつ機能的な墨色の樹脂製の畳を敷いた。LDKへと続く廊下には扉があり、閉めれば奥の様子は見えない。「友人や家族、地域の人が出入りしやすく、人が集まりやすいプランにすることも大切です」と小野さん。和室は、廊下の扉を閉めることで生活空間であるLDKを隠しつつ、ご近所の人達が気軽に立ち寄れる場として使用できる。また写真正面のベンチや和室への上がり框に腰かけて、玄関先でのお喋りを楽しんだり、和室で仲間とともに趣味に興じたりもできる。
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